みなさん、よい週末を過ごしていますか?

さて、第七回に扱う予定であった「ちゃんこ鍋」と「よせ鍋」の違いですが、ちょうど第七回の冒頭に法学科の三年生二人が「ジョブカフェ」についてのアナウンスをさせて欲しいとやってきたので、その二人、横田さん、塚本さんに協力してもらう形で、A説からD説の利点、欠点を分析してもらいました。

教員からの質問につき、わずかなヒントで的確に分析していく姿、自分が本心としてはどう考えているかは別にして、あえて違う立場を支持してみて、その内的世界を明らかにしていこうとする姿勢など、一年生には参考になることばかりだったと思います。

その後、自分達で解いたある大学の国語の入試問題の解答をみんなで採点するという作業もしましたが、採点基準を細かに作っていかないと、判断にブレがでてくるといったことにつき、単なる知識としてではなく、実際の経験として体感していただいたのではないかと思います。

三年生のお二人については、これまでの2年間、しっかりと法学部で研鑽を積んで、自分の中の法的思考力、法的コミュニケーション能力をかなりのレベルまで高めていたことがうかがえました。

でも、そうした力は、ただ授業に漫然と出ているだけでは身につきません。この授業においても、教員に当てられた時は必死に頭を使って答えて欲しいですし、当たっていない時でも、自分ならどう答えるかを考え、もし答えが違うなら何故違う答えに至ったのかを考えながら授業に参加して欲しいです。

それなしに単に教室にいるということだけで、自分の能力が高まるということは決してありませんから。

明日は、法解釈論につき纏めを行い(立法論についても触れます)、次の項目、法学の分野に入っていきます。

それでは、また明日!

みなさん、良い週末をお過ごしですか?
私はいま、本業の国際私法のために、名古屋の学会に来ています。
昨日は名古屋名物の味噌カツも堪能しました!

さて、第六回では法解釈学とは何かというテーマで、失火責任法や道路交通法を題材に問題の所在をイメージしてもらいました。
そしてその上で、この世の中に「牛」と「馬」という二つの分類しかなかった時、キリンはどちらに入るのか、そして、その際に用いられる「牛」と「馬」の分類基準は何かという、本書に出てくる問題についても考えてもらいました。

でも、本書に様々な考えられ得る基準とそのメリット、デメリットが整理されているので、逆に、なかなか議論がし難いですよね!

そこで、新たに以下の設問を提示させていただきました。

「よせ鍋」と「ちゃんこ鍋」の違いは何か?
次の各説のどれかを支持した上で、それぞれの説のメリット、デメリットを示し、最後に何故自分がその説を支持したのか理由を述べよ。

A: 豪快に具材を切っていろいろ入れたのがちゃんこ鍋で、ちまちま切って入れたのがよせ鍋です。
B: お相撲さんが作るのがちゃんこ鍋で、そうでないのがよせ鍋です。
C: お相撲さんが食べるのがちゃんこ鍋で、そうでないのがよせ鍋です。
D: A〜Cの言った要素を総合考慮して決めればいいと思います。

さあ、あなたはどのように答えるでしょうか?
第七回はこの問題からスタートします!

現在、国際法曹協会(UIA)の東京弁護士会と共催の国際セミナーのため、8人の外国人スピーカーが来日しています。

イギリス人二人、フランス人二人、ドイツ人二人、イタリア人一人、ベルギー人一人という構成で、昨晩は日本庭園が綺麗な豆腐料理のお店で前夜の晩餐会でした。

いつも思うのですが、外国人であっても法律家同士は普段の会話でも本当に話がやりやすいです。日本法かそれぞれの国の外国法かとの違いはあっても、法学が固有に有する思考のための基本構造を共有しているためか、コミュニケーションがスムーズに進みます。

法学って言語の一種なんだと思わざるを得なくなる瞬間ですね。

今日、第六回は、法解釈学とは何かをみなさんで考えてみましょう。先日、みなさんにお願いした宿題も使ってみたいと思います!

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