今週は海外出張につき、休講となってしまい、失礼しました。

普段は月火に講義を集中させて、水曜以降に海外出張に出ることが多いのですが(そして日曜までに帰る)、今回、ニューヨークの国連本部で開催された会議がちょうど月曜からだったため、思い切って休講してしまいました。

また、奇しくもイタリアのミラノでの会議が先週の木〜土で開催されたため、結果、先週の水曜からミラノ、ニューヨークと連続出張となりました。

ところで、第四回では、第2章後半の設例と民法709条を照らし合わせてもらいながら、法が要件により構造化されていること、それにより判断権者が誰であっても同じ要素を基に判断を行わざるを得なくなり、結果、判断にブレがなくなることが目指されていることを体感してもらいました。

逆に依拠すべき法がないままに自由に設例について考えてもらった際に、各人のバックグラウンドや個性によって、あまりにも様々な評価が出てきたことにびっくりされたかもしれません。

法の持つ一つの役割、そして、それを勉強することを通じて獲得できる、複雑な事象を論理立てて整理できる力について、何となくイメージできたのではないでしょうか?

次回は第3章の「法とは何か」です。是非、一読してから出席してください。

ところで、ニューヨークのあるレストランで食事をしていたところ、間接照明のランプテーブルを挟んだ隣のテーブルで世界的な大スターが食事をしていることに気づきました。
ミーハーにも感激してしまいましたが、さて、その人は誰でしょう?



4月25日に第三回の講義が終わり、教科書の第2章の前半まで終了しました。

前回まで、単に法的知識を身につけることだけが法学部での勉強の目的だとしたら、そこには限界が....という形で、みなさんに法学を学ぶ意味についての問題意識を持ってもらいました。しかし、少し強調しすぎたかもしれません。

法改正が繰り返されていることや、判例が次々に下されていることを知った上で、かつて学んだ知識に限界があることをわきまえた限りで用いるのであれば、法学部で学んだ知識は社会に出て行った後でも、大きな武器になります。

その意味で、教科書に用意された設例について、六法を引きながら法がどのような解を与えているかを読み解く今回の作業は、そのことを実感できるものではなかったでしょうか?

連休で一週休みが入りましたが、明日は第2章の後半です。今度は、教科書の設例が民法709条ではどのように構造化されることになるのか、要件とは何で、その機能はどこにあり、複雑に存在する事実との関係でどのような作業を強いられることになるのか、みなさんに考えていただきます。

では、よろしく!

忙しさに更新が遅れてしまいましたが、18日月曜日に第二回講義が終了し、明日は第三回です。

第二回では、第1章の後半について講義すると同時に、法化社会の進展、さらには、近年のグローバル化の拡大について、学生のみなさんとのやり取りを交えながら考察しました。

それにしても、近年のグローバル化の進展には目覚ましいものがありませんか?
近隣のコンビニやファーストフード店、居酒屋など、日本人の店員の方が少なくなってきた感があります。
また、日本企業についても、最近のシャープの台湾企業による買収のニュースなど、国境の垣根がかなり低くなっていることを認識せざるを得なくなっています。

法学部もグローバル化対応できていないと、時代に取り残された学部になりかねませんね。

明日、第三回講義は第2章に入ります。まずは、法的知識と六法の引き方です。設門につき、自分なりの帰結を是非考えてきてみてください。

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