2016年04月

忙しさに更新が遅れてしまいましたが、18日月曜日に第二回講義が終了し、明日は第三回です。

第二回では、第1章の後半について講義すると同時に、法化社会の進展、さらには、近年のグローバル化の拡大について、学生のみなさんとのやり取りを交えながら考察しました。

それにしても、近年のグローバル化の進展には目覚ましいものがありませんか?
近隣のコンビニやファーストフード店、居酒屋など、日本人の店員の方が少なくなってきた感があります。
また、日本企業についても、最近のシャープの台湾企業による買収のニュースなど、国境の垣根がかなり低くなっていることを認識せざるを得なくなっています。

法学部もグローバル化対応できていないと、時代に取り残された学部になりかねませんね。

明日、第三回講義は第2章に入ります。まずは、法的知識と六法の引き方です。設門につき、自分なりの帰結を是非考えてきてみてください。

現在、パリのシャルルドゴール空港で乗り換えのために航空会社のラウンジにいます。

さて、今週の月曜日から立教大学での法学入門の講義が始まりました。
法学部の新入生にとっては最初の専門の授業だったのでしょう、例年のように、期待に胸をふくらませて目をキラキラさせた新入生たちが集まりました。
彼ら彼女らがいつも興味をもって講義にのぞんでくれるように、頑張っていきたいとあらためて思いました。

今回の講義では、第一回ということもあり、ガイダンス的なものが半分を占めました。そして、後半に本書の第1章をまずは半分だけという感じです。法学部で学ぶ意味って、本当のところ、どこにあるのだろう。そういった問題意識を植え付けるところで、ちょうど終了になりました。

立教での講義に参加している皆さんについては、是非、第1章、そして、できれば第2章も読んだ上で、来週の講義にのぞんでいただきたいと思います。よろしくお願いします。

日曜日には帰国の予定です。

来週の4月11日月曜日から立教法学部の法学入門の講義が始まります。法学科一年生に関しては別の先生がご担当ですが、それ以外は私が担当になります。

この教科書を用いて行う初めての講義ですので、なんだかうれしく感じます。

受講者の方は、是非、第1章を読んできてください。その上で、何故自分が法学部に来たのか、考えてきてみてください。

それでは、みなさんに会えることを楽しみにしています。

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